久世浩司「なぜ、一流の人はハードワークでも心が折れないのか?」ハードワークを乗り切るヒント
ハードに仕事をしていると、たとえそれが好きな仕事であっても、やがて心は疲弊するときがある。
そうなったときに、心が折れずに仕事を続けるにはどうすればいいのか。
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「なぜ、一流の人はハードワークでも心が折れないのか?」 久世浩司 著
この本で言っている「ハードワーク」とは、長時間労働(ロングワーク)ではなく脳をフルに使う頭脳労働。
この本で示されているハードワークをこなすのに必要なキーワード「レジリエンス」。
“レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス”とある。
レジリエンスの高い人の特徴に、①回復力、②緩衝力、③適応力とある。
レジリエンスを高めるためのトレーニング・プロセスが順序立てて示されている。
この本が読みやすい点として、事例がたくさん載せられていることだ。
具体的に、この状況に置かれている人は、どういう行動・気持ちを持って立ち向かうまたは対応すればいいか書かれている。
これによって、ああ、なるほど、こう行動すればいい(しとけばよかった)んだって気づかせてくれる。
また、世界のビジネスマンはどう行動しているか、どう対応して仕事をしているか書いている。
この人は、このように仕事していたんだと知ることもできた。
比較
私が前に所属していたところと比較しみた。
この本に示されている事例の悪い部署の例とことごとくマッチしていることがおもしろかった。
他人は変えれない。
でも、自分を変えることはできる。
それでも報われないこともある。
そのときは、その部署を離れる選択肢もあり。
ハードワークをすることは必ずしも悪ではない。
ロングワークもそんなに嫌いではない。
でも、自分の仕事の成果にあった評価をされない環境だと、心が折れそうになる。
そうなったときに、どう対応すればいいか。
ワークとライフのバランスが大事だと記されている。
どのようにハードワークに仕事をこなせるかヒントをくれる本。
なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」
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