「TRANSIT(トランジット)56号」トラベルカルチャー誌で世界の山を旅する
学生時代に地理で学んだ記憶がある山。美しい写真で山の魅力を学ぶ。
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TRANSIT 56号
美しき世界の山を旅しよう!
出版社:ユーフォリアファクトリー
概要
山脈を紹介したトラベルカルチャー誌。
学び
山の形成過程と山の地形を学べる。学生の時の地理で学んだ内容の概要が簡潔に絵で説明されている。わかりやすい。
アルプス山脈は8か国をまたがり、アメリカとカナダを縦断するロッキー山脈、中央アジアを横断するヒマラヤ山脈、最長のアンデス山脈、日本の北アルプス。それぞれの特徴が一気に学べる。
山の未来新聞って題する新聞の記事に見立てた内容がおもしろかった。特にフランスの若者が羊飼いになる話、狩猟・ジビエの話とか。ジビエ肉は一度食べてみたいと思っているが、なかなか買ってみるまではできていない。
印象に残った内容
アルプスの雪山の写真がきれい。自分は絶対に行けないであろう雪山を、いろいろな角度から壮大な雪山を写真で見ることができる。
山にあるいろいろな宿の特集がおもいしろい。山の紹介の雑誌やと思っていたけど、トラベルカルチャー誌だということに気づかされた。一生に一度は泊まってみたいと思うような景色が壮絶キレイ。でも行くのは難しいだろうなと思っていたら、次に日本の山小屋特集で、行けるんじゃないかと思わせる雑誌の構成がおもしろい。
山に関係する仕事に従事する7人の紹介。こんな仕事があったのかと初めて知る職種があった。
日本の山小屋を10店を紹介した特集では、宿泊してみたいと思ったけど、果たして自分に行けるだろうか・・・
最後に
山に行ってみたくなる本。実際に住むと過酷な環境もあると思うけど、一度は行ってみたくなる。
素人が登頂するには大変な山ばかりだけど、この雑誌を見たら、ハイキングレベルのコースのある山に行ってみたいと思った。