加藤ミリヤの好きなサンプリング5曲
加藤ミリヤと言えば「サンプリング」。原曲をアレンジして、違う曲にする技術。
加藤ミリヤを聴いていて、サンプリングって技術を初めて知った。どの曲もリスペクトが感じられる。
原曲が当時のヒット曲で、どれもいい曲ばかりなので、懐かしさを思い出させてくれる。
これまでの発表曲の内、好きなサンプリング5曲を紹介します。
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19 Memories
収録アルバム:TOKYO STAR (2008)
原曲:安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」
20代以下は、安室奈美恵より加藤ミリヤの19 Memoriesの方を先に知っている割合の方が多いのかな。
安室奈美恵のSWEET 19 BLUESもむっちゃ好きな曲で、ティーンエイジャーの気持ちをよく表現できている。サンプリングに成功した代表曲だと思う。
ジョウネツ
収録アルバム:Rose (2005)
原曲:UA「情熱」
UAへのリスペクトを感じる曲。10代でこのサンプリング技術はヤバイの一言。
ディアロンリーガール
収録アルバム:Rose (2005)
原曲:マーヴィン・ゲイ「Sexual Healing」、佐藤由梨「ロンリー・ガール」、EDC「EDCのロンリーガール feat. K DUB SHINE」
思春期の繊細な気持ちを表現している。
さらにこの曲をサンプリングした「新約ディアロンリーガール feat. ECD」も別のカッコイイ曲に仕上がっている。
今夜はブギー・バック
収録アルバム:TRUE LOVERS (2012)
原曲:スチャダラパー、小沢健二「今夜はブギー・バック」
これはカバー曲なのかサンプリング曲に分類されるのかは微妙だが、加藤ミリヤの曲やなって思えるくらい、加藤ミリヤ感が出ている。
X.O.X.O.
収録アルバム:HEAVEN (2010)
原曲:スピッツ「ロビンソン」
90年代のJ-Popが、R&B、ヒップホップのテイストが入った2000年代のJ-Popになっている。
スピッツ「ロビンソン」って全く気付かなくて、全く違う雰囲気の曲になってるからおもしろい。
最後に
自分だと他人の曲をもらっても原曲の良さを生かして、ちゃんと自分の曲にするなんてできない。原曲を見事に違う曲にサンプリングし、かつリスペクトを感じさせるって、ちゃんと曲を解釈できているんだなって思う。
90年代の曲はいい曲ばっかなので、それを知らない世代にも原曲を知ってもらえるように、これからもサンプリングを作ってほしい。
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