スペンサー・ジョンソン「チーズはどこに消えた?」どんな選択をしてどんな結果を導くか学ぶ


一度はタイトルを耳にしたことがある人が多いと思う、あのベストセラー本を読みました。ビジネス書としては比較的短い文章量なのに、深すぎる・考えさせられる内容でした。ベストセラーになるのもわかる気がします。

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チーズはどこに消えた?


著者:スペンサー・ジョンソン

翻訳:門田美鈴

出版社:扶桑社


概要


ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーが、タイトル通りチーズを探す話ですが、ただのチーズを探す話ではない。


学び


問題が生じた時、壁にぶつかった時、どのような行動をとるのか。それぞれ性格の違う2匹のネズミと2人の小人がとる行動が、どのような結果を生み出すか。自分はどのタイプに当てはまり、どんなタイプになりたいのか。

今の自分を変えたい、変え方がわからない。今の状況を変えたい、変え方がわからない。今の状況を乗り越えたい、乗り越え方がわからない。そんな時にヒントになる本。


印象に残った内容


迷路に住んでいる2匹と2人がチーズを探す話。迷路は会社、地域社会、家庭など、チーズは仕事、家族、財産、健康、精神的な安定を象徴している。

「しかし、信念があれば、必ずや道は開ける。思っていたような道ではないかもしれないが、やがてはよかったとわかる道が。」って文章がとても深いお言葉を頂いた気がします。

チーズを探した話を聞いた大学生がそれぞれの意見を言い合い議論する場面もあり、その議論内容もおもしろい。

100ページもないとても薄い本なので、活字を読むのが苦手な人でも、さっと読めてしまう。


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