映画「羊と鋼の森」映像を観ても、目を閉じて音を聴いても、美しい映画


本屋大賞に選ばれた気になっていた本が映画化されたので、見てみたい見てみたいと思いつつ、今に至る。

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羊と鋼の森


2018年6月に公開された。


キャスト


外村直樹:高校生の時に板鳥の調律を見て、調律師を目指す。山崎賢人。

柳伸二:外村が就職した楽器会社の調律師の先輩。鈴木亮平。

佐倉和音:柳と戸村が調律を担当している家のピアノを弾く姉妹の姉。上白石萌音。

佐倉由仁:柳と戸村が調律を担当している家のピアノを弾く姉妹の妹。上白石萌歌。

板鳥宗一郎:外村が調律師を目指すきっかけとなった調律師。三浦友和。

北川みずき:外村が就職した楽器会社の事務員。堀内敬子。

秋野匡史:外村が就職した楽器会社の調律師。光石研。

外村雅樹:外村の弟。佐野勇斗。

南隆志:外村が初めての一人で調律を担当した客。森永悠希。

上条真人:柳が調律するピアノのバーのピアニスト。城田優。

濱野絵里:柳の幼馴染の彼女。仲里依紗。


あらすじ


高校生の時にピアノの調律を見て感動した外村は、卒業後に調律師を目指し、調律師として一歩踏み出した成長過程を描いている。


見どころ


佐倉姉妹が小説で描写されていイメージそのままを上白石姉妹が演じていた。ピアノの音も小説にある繊細な文章を再現していた。

会社の周りの人も嫌な人おらず、外村が一歩ずつでも着実に成長してる過程がいい。外村の成長だけじゃなく、佐倉姉妹がそれぞれの将来を選ぶ過程、ピアノの演奏シーンも多くあってよかった。

BGMがほとんどなく、静かなシーンが多かったので、より調律中のシーン、ピアノのシーンが強調されていた。


好きなシーン


調律のイメージをゆで卵の堅さの好みを例に挙げて説明してて、実際に外村がゆで卵を堅さ別にゆでて、イメージしてる姿勢がいい。

調律のシーンでピアノの中がバラされたりしてるのを見れたのがおもしろかった。

外村が初めて調律を担当したシーンが、観ているこっちも上手くいくか緊張した。調律が終わった後に、南が弾くピアノの音も弾いてる表情もよかった。

MichaelGaida / Pixabay

調律した後のピアノの演奏、それに伴って外村のイメージする森の映像がむっちゃキレイやった。


最後に


観終わった後に、心が癒されたような感覚になる静かできれいな映画だった。

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