韓国ドラマ「初対面だけど愛してます」唯一脳が認識できる赤いカーデガンの秘書
ドラマ「ピノキオ」でいい演技をしていたキム・ヨングァンが主演だったのと、設定が失顔症で秘書だけ唯一見分けがつくっていうのがドラマ「僕がみつけたシンデレラ」みたいだったので観てみた。
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初対面だけど愛してます
2019年に韓国で放送された。
キャスト
ド・ミニク:T&Tモバイル社の本部長。失顔症になり、秘書のガリしか判別できなくなる。キム・ヨングァン。
チョン・ガリ:ミニクの秘書。ミニクのお見合い相手のベロニカになりすます。チン・ギジュ。
キ・デジュ:&Tモバイル社の本部長でミニクの幼馴染。ク・ジャソン。
ベロニカ・パク:シネパークの代表理事で元女優。デジュに惹かれる。キム・ジェギョン。
イ・ウルワン:デジュの秘書で母親代わり。チャン・ソヨン。
ク・ソクチャン:ミニクの主治医。キム・ビョンチュン。
シム・ヘラ:ミニクの継母。T&Tモバイル社の理事。チョン・エリ。
シム・ヘヨン:ヘラの兄でT&Tモバイル社の代表。キム・ミンサン。
チョン・ジュンヒ:ガリの兄で目が見えない。ソ・ドンウォン。
チョン・ナミ:ガリの妹。女優志望でベロニカの世話になる。キム・ジミン。
あらすじ
1年ごとに秘書を変えるミニクは人の顔を認識できなくなったが唯一秘書のガリだけ認識できた。ミニクはお見合い相手のベロニカに成りすましたガリに気づかず、ガリとガリが成りすましたベロニカを好きになる。
見どころ
キム・ヨングァンのコミカルな演技がいい。
7歳の誕生日にデジュと同じおもちゃの船が欲しくて、船って言ったのに、本物のクルーザーを与えるミニクの母親がえぐい。
むちゃくちゃドSやったミニクが、自分の状況に戸惑ってガリに甘えたり、ベロニカのふりをしたガリに恥じらったりする姿がいい。
シム代表の人物像が正に最低な性格の上司で、自分が上に立つためには手段を選ばずに人を利用する感じが本当に最悪な感じやった。暴力的なことも、ハラスメントもすごくて、嫌な奴を凝縮した人物。
デジュが、むちゃくちゃいいヤツやけどちょっと裏がありそうと思わせといて、フツーにむちゃくちゃいいヤツやった。現実にはこんないいヤツいないっていうくらいのいいヤツ。
好きなシーン
運動会終わりに、契約の更新はナシってミニクがガリに通告するシリアスなシーンやのに、場所が桜の木が並び、花びらが散り、散った花びらでピンク色の地面になっている美しい場所っていう対比の映像がよかった。
ミニクが顔が認識できなくて主治医に泣きながら治してくれって言ってるシーンはちょっとくるものがあって、さらに、その辛い瞬間にガリだけ認識できた瞬間の表情がよかった。
ガリが兄の前で号泣してるシーンも、ベロニカの前で号泣しながら本当のことを話したいって言ってるシーンがよかった。
ベロニカの破天荒な感じがおもしろすぎて、出てきただけで笑ってしまう。ベロニカの母親も強烈すぎて、2人の掛け合いがおもしろすぎる。
ベロニカがデジュに言った「“最善を尽くした“は、“やりきった”ではなく、“やれるとこまでやる”でしょ?」って言葉が印象に残る。その後に、なぜ私は正しいことばかり言ってしまうの?って嘆いたのが爆笑だった。さらに、馬に乗って、デジュを車まで送るって言った演出も、さすがですって感じ。
最後
キム・ヨングァンのイメージがガラッと変わる作品やった。まぁ、今までキム・ヨングァンに何かイメージを持っていたわけではないけど。
キム・ジェギョンが美人のイメージだったけど、こんなコメディ演技ができるとはって感じです。むちゃくちゃおもしろい。
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