須賀正則「トヨタの伝説のディーラーが教える絶対に目標を達成するリーダーの仕事」リーダーシップやチームメンバー育成術を学ぶ


仕事でどうすればチームがうまく回るのか気になっていた時に、タイトルを見て、リーダー目線でどう考えるのか知りたくなったので読んだ。

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トヨタの伝説のディーラーが教える絶対に目標を達成するリーダーの仕事


著者:須賀正則

出版社:ダイヤモンド社


概要


48カ月連続で販売目標を達成したトヨタの伝説のディーラーからリーダー論、メンバーの育成術を学ぶ。


学び


リーダーがチームメンバーに与える4つの要素、「危機感」「存在感」「達成感」「満足感」、リーダーがチームを動かくための4つの原動力「行動力」「貢献力」「団結力」「持続力」。これらを常に意識しないといけない。

失敗をオープンにして、さらにメンバーで共有する、目標は組織目標と個人目標がある、メンバーがお互いをカバーする、って内容が

褒め方にもコツがあって、4つの注意点が書かれている。この4つを気を付けながら褒めるってケッコー難しい気がする。


印象に残った内容


優秀な人がリーダーだったたおしても、チーム運営がうまくいかなくなることがあり、その原因として「ゾンビ」の存在がある。「ゾンビ」は落ちこぼれて腐っている人のことを言う。一番衝撃的だったのは、「ゾンビがやっかいなのは、単にリーダーの指示を聞かないとか、成績が悪いといったことではない。仲間を増やそうとするところです。」って文章が、むちゃくちゃ心当たりあったので恐怖するら感じた。

先ずは目標設定からスタートってのが、本当にこれが大事だと思う。目標を達成するためのサイクルもこの通りなんやけど、2.対策準備、3.納得、4.行動をできない人たちに対してはどうすればよかったのかと自問自答。そもそも、目標設定が一番難しいのかもしれない。

「一度落ちたらどんどん落ちていくという危機感を持つ」って言葉がむちゃくちゃわかる。これが、本当に一番怖い。


最後に


リーダーシップやメンバーの育成方法など、例を示しながら方法論、具体的な対応法も書かれているので、イメージしやすかった。

ビジネスの現場では勿論のこと、チームスポーツでも十分に応用できる。指導者とキャプテンが共有できていれば、メンバーのスキルによらず、チームを導くのに実践できる内容だと思う。


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