カーマイン・ガロ「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則」イノベーションを起こしたいと思ったら読む
プレゼン力が非常に高いスティーブ・ジョブズから、プレゼンを学んだ次は、ジョブズの世界を変えるイノベーションを知る。
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スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則
著者:カーマイン・ガロ
翻訳者:井口耕二
出版社:日経BP
概要
これまでにAppleから様々な製品を生み出してきたスティーブ・ジョブズ。ジョブズはいかにしてイノベーションを起こすのか学ぶ。
学び
ジョブズが基本にしていた7つの法則から、ジョブズならどう考えるのか、思考法を知れた。7つともスケールがでかすぎて、一般人がいきなり実行するのは難しいけど、少しずつ取り組むことが大切なのかなって思う。
多くの失敗から学び、それが最後に成功へ導く。
印象に残った内容
本文中に何度も出てくる「シンク・ディファレント」って言葉。Appleの広告キャンペーンのスローガンにもなった。この言葉の意味を、この本を通して理解することで、ジョブズの思考の理解が深まる。
「シンプルに」って言葉もよく出てくる。難しいことを難しく考えたり、難しく説明するよりも、シンプルに考えたり、シンプルに説明したりすることがヒントかもしれない。
最後に
プレゼンの本と合わせて読むことで、よりジョブズのスキル・思考法、そして人間性について理解が深まるかもしれない。
あるファッションデザイナーのオフィスをテレビで観た時、いろいろなコンセプトの部屋があった。音をクリエイティブするための部屋、インスピレーションを与えてくれる和室、ソファが置かれている部屋、現代アート風の壁の部屋など。それぞれのプロジェクトごとに部屋を作って新しいアイディアが生まれる環境を作っているらしい。それぞれの仕事に合わして、それらの部屋で企画をする。
また、アメリカのグーグルに見学に行った時、外にでっかいティラノザウルスの骨のオブジェ、ビーチバレーができるスペースなどがあった。室内には、一定の距離でお菓子や飲料を無料で飲食できるスペースがあり、クリエイティブしやすい環境づくりをしているようだ。
クリエイティブな仕事だから、ということもあるかもしれないけど、このようにイノベーションを生みやすい環境作りも大事だと思った。
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