映画「九月の恋と出会うまで」大人のファンタジー・ラブストーリー
川口春奈の映画があったので、観てみたいと思った、しかも、「億男」で演技がよかった高橋一生との主演映画だったので、余計興味が増した。
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九月の恋と出会うまで
2019年3月に公開された。
- 平野進:小説家を目指している営業職のサラリーマン。高橋一生。
- 北村志織:平野と同じマンションに引っ越してきた、旅行代理店に勤務。川口春奈。
- 香穂:北村の同僚。川栄李奈。
- 森秋真一:北村の大学時代の元カレ、権藤の孫。古舘佑太郎。
- 權藤:平野と北村達住むマンションのオーナー。ミッキー・カーチス。
- 倉:平野、北村と同じマンションに住むチェロ奏者。浜野謙太。
- 祖父江:平野、北村と同じマンションに住む劇団の女優。中村優子
マンションに引っ越してきた北村の部屋のエアコンダクトから、1年後の未来から隣人の平野の声が聞こえてくる。
最初のシーンで、川口春奈を横から撮って、だんだん上に動いて真上から映像になる撮影手法は結構好き、
北村たちが住んでるマンションの建物とか風景がヨーロッパぽくて、ああいう家に住んでみたい。中庭があって住人がくつろげるスペース、自然もいっぱいっていう環境は最高。
高橋一生のちょっと偏屈な性格の役の演技は結構好きかもしれない。
ただの非現実的なファンタジーのストーリーが展開されるんではなく、パラレルワールドの説明も聞いたことある説を話していたり、高橋一生の話し方も学者っぽい感じが表現できててよかった。
平野がどこまで未来に気付いてるんかなって思わせるようなストーリーで、平野と北村がゆっくりと謎に迫っていくって流れがおもしろかった。最後に、気付いてたんじゃなくて、選択しただけかってなったけど。
平野と北村が、北村の大学に行った時に、広場でシャボン玉が飛んでるシーンがきれいだった。2人で広い公園の噴水前に座ってる背中のシーンもすごくキレイだった。この映画は全体的にきれいな映像が多かった気がする。
平野が仕事をしながら、小説家の夢を追いかけるって設定は結構好き。大人になっても、自分の夢を見失わずに(停滞してても)いることってなかなか現実ではできないと思うから。部屋に本が散乱してるインテリアも結構好き。
日本映画は、最後は結局誰か死んじゃうようなストーリーが多いけど、この作品は最後にハッピーエンドになってくれてよかった。
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