映画「ラーメンガール」ハリウッド映画なのに日本映画の様な雰囲気を感じる
タイトルを見た時は日本の映画化と思ったけど、キャストを見たらブリタニー・マーフィーが主役だったので、びっくりして観てみたら、西田敏行と余貴美子も出てて、場所も東京やし、ハリウッド映画って感じよりも、日本映画を観ている気持ちになった。
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ラーメンガール The Ramen Girl
2009年1月に公開された。
キャスト
アビー:恋人を追って東京に来た。ラーメンに興味を持ち、弟子入りする。ブリタニー・マーフィー。
マエズミ:ラーメン店を経営する頑固おやじ。西田敏行。
レイコ:マエズミの妻。余貴美子。
トシ:レストランで出会ったサラリーマン。パク・ソヒ。
あらすじ
恋人を追って東京に来たアビーが、フラれてから悶々として異国の地で過ごす日に出会ったラーメンに魅了されて、頑固おやじの店に弟子入りし、成長していくストーリー。
見どころ
西田敏行が、ザ日本の頑固じじいっていう演技過ぎて、外国の人から見た日本の職人さんはこんなイメージなのかなって思った。
日本語と英語で会話してるのに、なぜか自然に見えてくるのが不思議。
アビーが日本語もわからなくて、文化にも慣れない異国の地でしんどくても耐えながら生活してる姿が、逆のパターンもしかりだけど、海外に行った時の大変さを体現してるようだった。
好きなシーン
アビーは完全な英語で、マエズミは完全な日本語で会話をしている掛け合いがおもしろい。
アビーが作ったラーメンを食べて、常連客がみんな泣くシーンがおもしろかった。その後に、マエズミの師匠にラーメンを試食してもらうシーンでは、観てるこっちもどういう評価がされるかドキドキしてた。真っ白な職人の服を着てるアビーがカッコ良かった。しかも、一生懸命日本語で話してるのを見ると応援したくなる。
アビーとマエズミがカウンターで語り合い、言葉が通じてないのに心は通じていると感じさせる名シーンやった。
アビーが神輿の上に乗って担がれてるシーンは、日本のおもてなしの心を表すような感じでした。
最後に
ハリウッド映画映画なのに、日本映画を観ている様な構成で、おもしろかった。日本の出演俳優たちが、しっかり脇を固めているところが良かった。外国から見た日本のイメージが全面に押し出された感じじゃなくて、ある程度真の姿を表現している部分が多かったので、違和感なく観れる映画やった。
じわじわと心にしみる映画です。
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