映画「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」ニューヨークからカンザスまで1,600キロの光ファイバーを通すことができるのか
あまり積極的に選んで観るジャンルの映画ではなかったけど、予告がおもしろそうだったので観てみた。
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ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち The Hummingbird Project
2019年9月に公開された。
キャスト
ヴィンセント・ザレスキ:プロジェクトの発案者。ジェシー・アイゼンバーグ。
アントン・ザレスキ:ヴィンセントの従兄で天才プログラマー。アレクサンダー・スカルスガルド。
エヴァ・トレス:ヴィンセントとアントンが働いていた会社社長。サルマ・ハエック。
あらすじ
少しでも有利にビジネスを進めるため、0.001秒でも早く通信するために1,600 kmの距離のニューヨークとカンザスの間に光ファイバー通す計画を立てる。
見どころ
光ファイバーを通すために多くの地主と買収交渉するのが、映画内ではちょっとしか描かれていなかったけど、実際は途方もなかったんかなって思った。
様々なトラブルで工事が予定通りいかず、資金がさらにかかるため、出資者のブライアンに話つけるヴィンセントの交渉力もすごいけど、さらに1550万ドルをポンと出す出資者もすごい。
ヴィンセントが病院で検査して、胃がんって診断された時に、セカンドオピニオンしていいかって聞いて、どうぞご自由にって答える医者とのやり取りをみて、アメリカってこんな普通にセカンドオピニオンするんやって思った。
鉄塔を倒しに行くため、チェーンソーまで持ち出して、山を歩いて行くヴィンセントの姿が鬼気迫っていた。
後半に、病気で弱ってるヴィンセントの体が本当にそれっぽくて、ジェシー・アイゼンバーグはかなり減量したのかなって感じだった。
好きなシーン
社長とヴィンセントたちの仕事の会議の時に、ヴィンセントが普通にFワードを言っていたので、普通に上司の前で使うんかなって思った。
ヴィンセントとアントンが仕事を辞める時に、道端でエヴァと言い合いしてる状況も、社長に言いたいこと言えるのが信じられないし(いい意味で)。元々社長に不満を持っていた描写もあったけど、自分たちのプロジェクトを成すためにスパッと辞めれるのがすごい。
少しづつ光ファイバーを通す工事が進んで行くのをみると、頑張って通してって応援したくなる。
アントンがプログラムやファイバーの開発に集中しすぎて、家族を顧みずにホテルにこもっている感じが、天才っぽい演出やった。
ホテルに缶詰になってたアントンが、廊下でFBIに追いかけられるシーンが、運動音痴感が出ていて、ちょっと笑ってしまった。
最後に
エンディングがハッピーエンドじゃなくところが実話な感じでおもしろかった。
ジェシー・アイゼンバーグのセリフを早口で言う演技がすごい。天才を演じさせたらピカイチやなって思ってしまった。
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