映画「小説の神様 君としか描けない物語」高校生作家たちの青春
橋本環奈の出演映画があったので、興味本位で観てみた。
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小説の神様 君としか描けない物語
2020年10月に公開された。
キャスト
千谷一也:文芸部員で高校生作家。次作が書けずに悩んでいる。佐藤大樹。
小余綾詩凪:一也の高校の転入生。人気の高校生作家。橋本環奈。
九ノ里正樹:一也の友達で文芸部の部長。佐藤流司。
成瀬秋乃:一也の小説に感動して、一也に小説家の教えを乞う。杏花。
千谷雛子:一也の妹で、心臓病で入院している。莉子。
河埜:一也と詩凪の担当編集者。山本未來。
野中:坂口涼太郎。
千谷優理子:一也の母親。和久井映見。
千谷昌也:一也の父親。小説家だった。片岡愛之助。
あらすじ
高校生作家の千谷一也が高校生作家の小余綾詩凪と出会う。
見どころ
千谷一也、小余綾詩凪、九ノ里正樹、成瀬秋乃のそれぞれメインのストーリーが構成されていて、千谷一也と小余綾詩凪の2人の主人公のみのストーリー構成じゃない手法が新鮮でよかった。
続編に行き詰って一也が、詩凪とであって共作したことで、自分自身の作品にも向き合うことができて書き上げれたのよかった。人生が開けるのに人との出会いが重要ってのがいい。かつ、その後にちゃんと絶望させられる出来事もあって、ストーリーとしてもおもしろい。
一也が絶望して学校に行けなくなった時に正樹が家に来て学校に来るように促して、詩凪が絶望した時には一也が小説を書こうって促して、そういう支えてくれる友人が思春期にいるっていうことの大切さを教えてくれてる。
好きなシーン
初めのシーンでモノクロの映像でストーリーが進んで行くのがおもしろい。ネガティブな一也の腐った気持ちが、詩凪の構成するストーリーで共作を書いて行くうちに、カラーの映像になって、彩ある世界になる。って表現がおもしろい。
一也と詩凪が小説を練っている場所がカフェってのが今っぽい。
2人で小説をオールで書いて、早朝のシーンで緑の葉っぱの向こうに太陽の木漏れ日の映像がむちゃくちゃきれいやった。
詩凪が笑顔で小説書くの好きって言ったり、小説を侮辱した一也にブチ切れたり、泣きながらつらい気持ちを吐露したり、橋本環奈の魅力がたっぷりつまった映画だった。
最後に
音楽も結構多用されていて、くどくない青春映画って感じでよかった。モノクロ映像始まりで、小説っぽく文字が画面に出てくる表現もいい。
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