映画「オール・マイ・ライフ」自分の人生をどう過ごすか


評価が高そうな映画だったので、観てみたら、思った以上によかった。

スポンサーリンク


オール・マイ・ライフ All My Life


2020年12月に公開された。


キャスト


ジェニファー・カーター:ジェシカ・ローズ。

ソロモン・チャウ:料理人。ハリー・ジャム・ジュニア。

カイル・キャンベル:ソルの親友。カイル・アレン。

アマンダ・フレッチャー:ジェンの親友。クリッシー・フィット。

デイブ・バーガー:ソルの親友。ジェイ・ファロー。

メーガン・デンホフ:ジェンの親友。マリエル・スコット。


あらすじ


結婚を控えてジェンとソルは幸せな日々を送っていたが、ある日ソルが末期の肝臓がんと診断される。


見どころ


ジェンとソルのデートが公園で朝ランってのがむっちゃ欧米っぽい。

映画内で使用されている音楽が映画の雰囲気とむっちゃマッチしてて、映画を盛り上げてくれている。

病院の初めの検査結果は。異常なしで喜んでいたけど、次の検査結果がまさかの展開で、一気に突き落とされる感じが、人生は長いようで短いって実感する。

結婚式の費用を寄付を募るって発想が欧米っぽい。


好きなシーン


冒頭の、「人間の寿命は平均で27,375日。運が良ければ27,375日生きられる。長くないと最初は思った。でも思い出せる日は何日ある?ほとんどの日は意識することなく過ぎ去る。覚えているのは特別な日だけ。うれしかった日、悲しかった日。それ以外はただ漠然と過ぎていき、日常の中で消えてしまう。記憶に残らない幾多の日々。全て後回し。でも全ては1日で変わり得る。欠けているものがはっきりと見えてくる。」ってジェンのセリフで始まるイントロに引き込まれる。全て見終えあった後のエンディングとセットで意味がある。

プロポーズがフラッシュモブで、現実やったらむっちゃ恥ずかしいヤツやんって思ってしまうけど、映画と同じ曲と雰囲気な感じなら感動するかもって思った。

味覚がなくなったソルが、これまで抱えていた不安をぶちまけたシーンが考えさせられる。「わからなくていい。その方が互いに楽だ。一人の方が楽だ。薬も医者を決めるのも。最期も。」ってセリフが救われなさ過ぎていい。死が迫ると、どんなに周りの人に恵まれていたとしても孤独と不安に襲われる。

結婚式のシーンが、ケッコーカジュアルな服装だったので、こんな感じなら行きやすいなって思う。生演奏・生歌でみんなで踊りながら楽しむのが欧米っぽかった。

イントロの長文のセリフから、エンディングで「だから毎日を大切に生きて。もし幸せでないらギアを変えて挑戦して、未来の保証はない。人生に後回しは禁物。こうした一瞬を毎日集めなくては。そうすれば無為な日々が亡くなり、その中で自分も見つかる。」ってジェンのセリフがいい。

最期の南国の島でジェンがエメラルドグリーンの海に入って、俯瞰した映像になって海が広がっている映像がいい。


最後に


自分の人生をどう生きるか、一度立ち止まって考えたくなる。今、何を選択して、どう悔いなく生きるか。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です