映画「ワンダー・ウーマン1984」ヒーローであるために真実に向き合うことができるか


ジャスティス・リーグの最強女性ヒーローのワンダー・ウーマンの続編。

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ワンダー・ウーマン1984


2020年12月に公開された。


キャスト


ダイアナ・プリンス/ワンダー・ウーマン:アマゾン族の王女。1984年に博物館で働いている。ガル・ガドット。

スティーブ・トレバー:ダイアナと共に第一次世界大戦を戦ったパイロット。クリス・パイン。

バーバラ・ミネルバ/チーター:ダイアナの同僚で、鉱物と動物学の研究者。クリスティン・ウィグ。

マックスウェル・ロード:石油会社を経営している。ペドロ・パスカル。

ヒッポリタ女王:アマゾン族の女王でダイアナの母親。コニー・ニルセン。

アンティオペ将軍:アマゾン族の将軍で、ヒッポリタ女王の妹、ダイアナの叔母。ロビン・ライト。


あらすじ


1984年、ダイアナは博物館で働きながらワンダー・ウーマンとして人々を守っていた。ある日、FBIから鑑定を頼まれた盗品の中に、不思議な「石」を発見する。


見どころ


オープニングで、幼少期のダイアナが島内を駆け回るシーンの美しい鮮やかな緑の森の映像がむちゃくちゃきれい。

1984年のアメリカってこんなファッション、時代やったんかって観ていておもしろかった。むちゃくちゃ昔な雰囲気やけど、40年も経っていないのに、2020年代とこんなに違ったのかって驚いた。ダイアナの家に在るモニターも分厚くて白黒ってのが時代を感じる。

マックスウェルが一つしか願いが叶えられないと知って、石にした願い事がむっちゃ頭いいやんって思ってしまう。

願いが叶うと、何か失うってのが、賢者の石とか等価交換の法則っぽく思えた。バーバラがダイアナになりたいって願いが叶った代償に、優しさ、温かさ、喜び、思いやりっていう人間性を失うっていう。

対戦の戦い中に世界を救うために、大切な仲間で恋人のトレバーを失い。トレバーを取り戻したと思ったら、世界を救えるスーパーパワーを失い、そして世界を救うために2度目のトレバーを失いって、なかなかつらい人生。


好きなシーン


ダイアナが幼少期を回顧しながら、「美しい夢の国には輝く未来が広がっていた。その先に試練が待ち受けているなど思いもしなかった。あの時、耳を傾けていれば、そしてもっと世界をよく見て、理解していたなら。だがときとして自分が何を学ぶのかは壁を越えてみるまでわからない。」ってセリフが、ダイアナが様々な経験をしながら長年生きてる間で学んだ一番重要なことだと思った。

アンティオペが幼少のダイアナに言った「ベストを尽くしなさい。覚えておいて、偉大になるにはそんなに甘くない。自分を見失わず、周りをよく見て。」「それが真実。真実は一つだけ。それが一番大事。あなたは勝者にはなれない。勝つ準備ができていないから。それは恥べきことではない。恥ずべきは、真実を知りながら目を背けること。噓からは決して真の英雄は生まれない。」ってセリフが、最高の指導者の言葉。

ヒッポリタ女王がダイアナに言った、「あなたの時代は必ず来る。あなたの準備ができたら。黄金の戦士アステリアは、以下に勇敢かを行いで証明した。苦難に耐えて、勇気を示し、そして常に真実に向き合った。いつの日か、あなたは自分の期待以上の存在になる。そしてその時すべてが変わる。あなたが世界を変える日が必ず来る。」が印象に残った。

前作と同様、スティーブがダイアナと時計を手にかざして言った、「僕は今日を救う。君は世界を救え。」はむちゃくちゃ名言やと思う。

ダイアナが世界中の人に、「この世界は本当にすばらしくて美しい場所だった。全ては手に入らない。でも真実だけは手に入る。それだけで十分。」と語り掛け、エンディングで「この世界は素晴らしい。」って言葉の重みを、どれだけの人が実感しながら生きているのかと考えさせられるストーリーだった。


最後に


様々な葛藤やの中で真実と向き合うダイアナの姿はむちゃくちゃかっこよく見えるし、そう強く生きていけたらいいと思う。


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