映画「ロケットマン」エルトン・ジョンを知れる伝記映画
クイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディー」が面白かったので、エルトン・ジョンの伝記映画も楽しみにしてた。しかも、エルトン・ジョン役が「キングスマン」のタロン・エガートンだったので、俄然興味が湧いた。
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ロケットマン Rocketman
2019年8月に公開された。
- エルトン・ジョン:本名はレジー・ドワイト。才能あるミュージシャン。タロン・エガートン。
- バーニー・トーピン:作詞家でエルトンの音楽パートナー。ジェイミー・ベル。
- ジョン・リード:エルトンのマネージャー。リチャード・マッデン。
- シーラ・アイリーン:エルトンの母親。ブライス・ダラス・ハワード。
- アイヴィ:エルトンの祖母。ジェマ・ジョーンズ。
- スタンリー:エルトンの父親・スティーブン・マッキントッシュ。
- ディック・ジェームス:音楽プロデューサー。スティーブ・グレアム。
エルトンが依存症を克服するために参加したプログラムで自分の生い立ちについて話し始めるイントロのシーンが印象的だった。シリアルなシーンからから、いきなり明るいミュージカルのシーンに切り替わる落差がおもしろい。
エルトンが幼少の頃からピアノの才能を発揮していたのがすごい。神童やな。
バーでピアノ弾いて歌っているシーンから遊園地での歌って踊るシーンに切り替わるのが正にミュージカル映画って感じやった。遊園地でのシーンでダンサーの数とエルトンがいろんな場所を駆け回りながら歌って踊るのはすごい。
エルトンの派手な服装と、内面の葛藤の落差を表現しているようだった。現実離れしてるシーンが多かったけど、エルトンの世界観みたいな、エルトンから見えているものを見ている気分になった。
エルトンの複雑な家庭環境が、エルトンの内面を複雑にしている原因の一つで、家庭環境はかなりアイデンティティーに影響を与えることを再認識した。
曲が売れるほど、人気者になるほど、エルトンの孤独感が増して、ボロボロになっていくシーンが見てて辛くなった。あれだけ人気者になったら、利用しようとする人がいっぱいよってくるんやろうな。クイーンも同じような描かれ方のシーンがあったから、音楽業界あるあるなんやと思う。
歌は吹替じゃなくてタロン・エガートンが実際に歌っていたのでびっくりした。ハリウッドの俳優・女優は歌唱力もすごい。
エルトンが更生施設に入って、バーニーが会いに来るシーンは感動する。そして、帰り際に歌詞を渡して曲をつけてほしいってやり取りがいい。
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