韓国ドラマ「とにかくアツく掃除しろ」潔癖CEOとズボラ女子のラブストーリー
「ピノキオ」や「ドクターズ」に出てるので知っていたけど、韓国のバラエティー番組「三食ごはん」で出演してたユン・ギュンサンのキャラがよくて、主役で出てるドラマがあったので観てみたら、ユン・ギュンサンのイメージがガラッと変わった。もちろんいい意味で。
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とにかくアツく掃除しろ
2019年に韓国で放送されたドラマ。
キャスト
キル・オソル:元陸上の選手で運動は得意だが、掃除が苦手なずぼらな貧乏就活生。キム・ユジョン。
チャン・ソンギョル:超潔癖症で、清掃会社を経営している。ユン・ギュンサン。
チェ・ハイン:オソルの家の屋根裏に住む謎の男。ソン・ジェリム。
クォン秘書:ソンギョルの秘書。ユソン。
キル・オドル:オソルの弟でテコンドーの選手。イ・ドヒョン。
ミン・ジュヨン:オソルの友達。ドヒ。
キル・ゴンテ:オソルとオドルの父親。キム・ウォネ。
イ・ドンヒョン:ソンギョルの会社で働く清掃員。ハク・ジン。
ファン・ジェミン:ソンギョルの会社で働く清掃員。チャ・インハ。
チョン・ヨンシク:オドルの先輩でソンギョルの会社の新入社員。キム・ミンギュ。
チャ・メファ:ソンギョルの母親。キム・ヘウン。
イ・ドジン:オソルの大学の先輩。チェ・ウン。
あらすじ
超潔癖症な清掃会社のCEOと、ずぼら女子とのロマンティックコメディー。
見どころ
ソンギョルが潔癖すぎるがゆえのいろんな表情やいろんなリアクションがむっちゃおもしろい。ユン・ギュンサンの表情の演技がすごい。
ソンギョンの秘書のクォン秘書が仕事ができる優秀で優しく、適切にソンギョンにも指摘できるっている素晴らしすぎる。クリミナル・マインドKOREAのハッカー役もしてたけど、あまりにもイメージが違いすぎて驚きです。
ソンギョルの住んでる家の部屋の雰囲気、レイアウト、色感とか全部がむちゃくちゃ自分好み。あんな感じの部屋で暮らしたい。
オソルのせいじゃないのに仕事を辞めることになり、さらに父親がチンピラに絡まれて、オドルが手を出してしまい、テコンドーを続けられるか微妙になってしまった状況に陥ったら立ち直れん。
ストーリーが進むにつて、ハインがいい人過ぎるのが心にしみる。
これまでキム・ウォネの変な人物から真面目な人物まで様々な演技を見てきたけど、今回の父親役を見て、どんな役もぴったりの人物像を演じれるって、改めてキム・ウォネのすごさを実感した。
オドル役のイ・ドヒョンの演技も良くて、「30だけど17です」で出てたと気付き、そのうち主役もやるような俳優になるんやろうなって思った演技やった。
好きなシーン
ドジンがオソルに最低なことをしたのを知って、ソンギョンが乗ってるエレベーターにドジンが入ってきた時に、ドジンに除菌スプレーをかけまくったし返しをするシーンが、ソンギョンらしくておもしろかった。
オソルが就職活動がうまくいかずに凹んで、酔っぱらった時に、「全部諦めて生きれば、みんなと同じように生きられると思った。なぜこんなに大変なの?全てがうまくいかない。」ってセリフが、むっちゃ気持ちわかるって思って共感した。
さらに、ハインが、「そんながむしゃらに生きるな。みんなと同じようにせず、頑張りすぎないで。ストレスを受けない程度に生きればいい。それだけで立派だ」って言ってくれて、こんな言葉をかけてくれる人がいたら、むっちゃありがたい。
酔っぱらうオソルがはちゃめちゃ過ぎて手に負えない感じがおもしろい。実際にこんな友達がいたら大変やと思うが・・・
オソル、ドンヒョン、ジェミン、ヨンシクが庭掃除をしてるけど水をかけあいながら遊んでるみんなの顔がむっちゃ楽しそうで、観てて笑顔になれた。4人の水の掛け合いを見てるクォン秘書の優しい微笑みもよかった。でも、最終的にオソルがソンギョルに水をかけてしまうオチもサイコーだった。エレベーターでオソルとソンギョルを観たときの反応とか、ソンギョルが浮かれてオソルと電話してた時の反応とか、3人の関係性がいい。
オソルがミスをしたと勘違いされて、ソンギョルに思い込みで怒鳴られても、状況を説明する機会も与えられずに、すみませんというしかないオソルの気持ちがむちゃくちゃわかる。
ハインがオソルに言った「人は自分が否定されると価値のない人間だと自分を責めてしまう」ってセリフが好き。
オソルがオドルに「陸上を辞めたことを今まで後悔してたし大丈夫なふりをしてきた。私は自分が努力すれば人並みに生きていけると思ってた。でも違った。あの時私は逃げた。逃げた人は努力しても先が見えてる。それ以上はない。耐えるのが精一杯よ。だから私みたいにならないで。私のように諦めて逃げないでほしい。私はやれることをやるわ。後悔する前に。そうしたいの。」ってセリフがむちゃくちゃよかった。
事業を再開させたときに会社の前に立つソンギョル、クォン秘書、ドンヒョン、ジェミン、ヨンシクがみんなものすごくいい顔していて、あんな顔をして仕事したい。
最後のシーンで、新しい会社の名前を披露した時に、なるほどそーくるか!って感じで、その後のオソル、ソンギョル、クォン秘書、ドンヒョン、ジェミン、ヨンシクの締めのシーンも青春っぽくてよかった。こんな風に、信頼できる上司と部下の関係で打ち込める仕事があるといいなって心の底から思う。
最後に
このドラマのOSTやBGMがケッコー自分好み。やっぱ、曲がいいと、ドラマもおもしろいって思ってしまう率が高い。
キム・ユジョンの演技を初めて観たけど、低い声のトーンとか、表情の作り方とかかケッコー好きかもしれない。まだ若いのにこの演技力はなんだ!?って思ったけど、子役から活躍していたみたいですね。チ・チャンウクとのドラマ「コンビニのセッピョル」も観てみたい。
ジェミン役のチャ・インハが2019年に亡くなっていたのをこのドラマを見終わってから知り(当時もなんとなくニュースで知っていたけど、この人とは認識していなかった)、オソル、ドンヒョン、ジェミン、ヨンシクの4人の笑顔のシーンがむちゃくちゃ印象的だったので、なんとなく悲しい気持ちになった。今後観てみようと思っていたアン・ジェヒョン主演の「欠点ある恋人たち」が最後のドラマだったようなので、より観てみようという気持ちが高くなった。
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