映画「リトル・マエストラ」オーケストラっていいなって感じさせる


2018年の旬な女優、有村架純の映画作品。

前々からちょっと気になっていた作品だったので観れてよかった。

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リトル・マエストラ


2013年2月に公開された。

小さい漁師町にあるアマチュアオーケストラのメンバーと、急死した指揮者の孫娘の成長物語。

吉川美咲:町のオケの指揮者の孫娘。有村架純。

三村みどり:バイオリン奏者でコンミス。釈由美子。

トラックの荷台から出てくる茶髪のヤンキーっぽい有村架純の姿に衝撃を受ける。

顔が全然イメージと違ってびっくりした。

その後の制服姿は、そのまんまの有村架純のイメージ。

舞台となっている漁師町の風景がのどかでいい。癒される。

釈の周りに振り回されたり、頼まれたら断り切れない、いい人過ぎる役柄がいい感じ。

天才指揮者と思われて来た美咲の正体がバレる展開が早い段階やったのがちょっとびっくりした。

けど、早い段階やったから、ここから終わりまでどういう展開でたたみかけるのか気になって続きを見てしまう。

それぞれプライベートで問題を抱えているのがクローズアップされるが、現実でもそれぞれ何か問題を抱えながら日々過ごしてる。

人生の中で、何か一生懸命になったり楽しめることがあれば、いい人生が送れるのかもしれない。

ナレーションが、前半はみどりやったけど、それが後半は美咲になるのが、ストーリーの展開と変化があっていい。

その後半から、美咲の顔つきもガラッと変わるのでおもしろい。

耳の聞こえにくいティンパニーのタツ爺の正体も明らかになって驚きやった。

全員で威風堂々の鼻歌を歌っているシーンが印象的だった。

コンクールに出て、一発逆転で町を盛り上げるのかと思いきや、クライマックスが予想できない展開やったから、お決まりの展開と違ってよかった。

意外と、それぞれのキャラとストーリーもしっかりしていて、思いの外、面白かった。


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