映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートとする」過去が未来で未来が過去


前から気になってた小説原作の映画。観てみたら予想を超えたストーリーやった。

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ぼくは明日、昨日のきみとデートとする


2016年12月に公開された。

  • 南山高寿:美大生。愛美に一目ぼれする。福士蒼汰。
  • 福寿愛美:美容師の専門学校に通う。小松奈々。
  • 上山正一:高寿の同級生で親友。東出昌大。
  • 南山たかもり:高寿の父親。大高明良。
  • 南山えいこ:高寿の母親。宮崎美子。

高寿は一目ぼれした愛美と順調に交際するが、愛美には高寿に隠していることがあった。

お互いの呼び方を名字から名前に変える時にハニカム感じが、観てるこっちが恥ずかしくなる感じやった。福士蒼汰は純粋な青年ってキャラがよく合っている。

始まって40分くらいしてからタイトルが出るのが新鮮やった。そっから、ストーリーが大きく動き出すっていう構成がよかった。

愛美の発言の意味も涙を流す理由も明らかになってからのストーリーがどう展開されていくのかが気になるおもしろさがある。

愛美の視点からのストーリーもあるから、構成がよかった。

タイムトラベル系かと思ったけど、それよりもさらに複雑すぎて難しかった。けど、新感覚のストーリーでおもしろかった。小説も読んでみたい。

小松奈々の演技が予想していたよりもよかった。セリフの間の取り方とかがよかった。見た目の少女みたいな若さってイメージから、落ち着いた女性の印象に変わった。ストーリーの設定的に、小松奈々の演じる役は気持ちを遡らないといけないから、感情の表現が難しかったと思うから、より小松奈々の演技がすげーってなる。

エンディングがback numberの「ハッピーエンディング」やって、この曲は好きやったけど、この映画のエンディングって知らんかった。映画のエンディングに流れた「ハッピーエンディング」を聴いて、この曲の歌詞が映画とリンクして、見終わった後の満足感がいっそう増した。高寿と愛美のハッピーエンドではなかったけど、バットエンドでもなかったから、モヤモヤしないイイ終わり方やった。

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