台湾ドラマ「アテンションLOVE」同居と青春がつまったラブストーリー


「結婚なんてお断り」と同じ制作会社が作ったドラマで、ションナン役のジョアンヌ・ツァンが主演だったので前から気になっていた。最近は韓国ドラマばっか観てるので、久しぶりに台湾ドラマも観てみた。

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アテンションLOVE


2017年に台湾で放送されたドラマ。


キャスト


ジョン・シャオシー:スポーツ万能で男に負けないくらいケンカが強い。親が決めた婚約者のリージェンに一目ぼれした。ジョアンヌ・ツァン。

イェン・リージェン:容姿端麗・頭脳明晰の優等生。両親が亡くなって引き取られた叔父さんと日本に住んでいたが、台湾に戻ってきた。プリンス・チウ。

ワン・ジンリー:シャオシーの大学の先輩でシャオシーに好意を持つ。ライリー。

アン・シャオチャオ:大企業の会長の娘。ジンリーが気になる。グォ・シューヤオ。

リー・ルービン:シャオシーの高校の同級生。ネット小説家。ホァン・シンディ。

ジン・ユービン:シャオシーの高校・大学の同級生。グレッグ・ハン。

バイバイ:リージェンの大学の同級生。デヴィ・チェン。

ジョン・ルンファ:シャオシーの父親。シュー・イーファン。

チョウ・チューホン:シャオシーの母親。キャロライン・チェン。

ハン・ロン:シャオシー、ルービン、シャオチャオの大学の同級生。アリス・クー。


あらすじ


スポーツ万能でケンカも強いシャオシーは、日本から帰国した親が決めた婚約者のリージェンと同居することになる。頭脳明晰、容姿端麗のリージェンに一目ぼれしたシャオシーと、人嫌いなリージェンとのラブストーリー。


見どころ


シャオシーがタブレットで観てたドラマも、占い師も、「結婚なんてお断り」のネタが一杯やったので、個人的にテンションあがった。アリス・クーもでてきたし、製作会社が同じ屋から、共通項が多い。台湾ドラマも韓国ドラマも、製作会社、放送局が同じやと、友情出演的なのがあるから、別の楽しみもできる。

リージェン役のプリンス・チウがかなりのイケメン過ぎてビックリした。顔が整いすぎてる。台湾人がイケメン率が高い気がする。リージェンは日本にいたって設定なので、たまに日本語が出てくるのも、いい。潔癖な性格って設定もおもしろい。

20代後半の俳優が高校生から大学生までを演じてるのに、あまり違和感を感じないのがおもしろい。ジョアンヌ・ツァンは前作の「結婚なんてお断り」で働く大人の女性を演じたのに、この作品で高校生を演じてるってギャップが良かった。

高校生の親なのに、母親は超美人で若々しくて、父親はお茶屋を経営してるのに見た目がむっちゃ反社っぽい風貌って設定が笑ってしまう。怖いことに、見続けてるとそれが普通に思えてくるのがおもしろい。

友情出演的な感じで、アリス・クーがシャオシー(ジョアンヌ・ツァン)の大学の同級生役で数話出てるのが必見。

お互い気になってる存在やのに、気付かないし、気付いても本音を言えないって設定が、どうしてもマンガっぽく感じる。でも、お決まりの展開なのに、何故かちょっとずつはハマってしまう。

シャオシーとリージェンは結局安定のお互い想い合ってて、なかなか素直な気持ちを言えずに隠し続けるけど、お互い大事に想ってるっていう設定が美しかった。なかなか付き合わない状態が続くも、そんなじらされている感じではなかった、付き合ってからの2人の関係も爽やかな印象で落ち着いていたのがよかった。


お気に入りのシーン


台湾も例外なく大学に行くための受験戦争が厳しく、高校も進学クラスと普通クラスに分かれていたり、大みそかの12月31日も学校があったり、推薦入試とか卒業式の後に試験があったり、浪人したりっていう描写を観て、台湾文化を知れるのがおもしろい。

ハン・ロンが泣きながらシャオシーに謝っている時に、涙を拭くためにティッシュを自分が持ってないから、ルービンに無言で手を差し出してティッシュを受け取るシーンがおもしろい。

シャオチャオが最初は嫌なわがまま女だったけど、だんだんいいヤツやんってなってくるのが、根本的な性格は悪い子じゃないってことですね。自己紹介のたびにアンジェリーナって言ったり、ちょいちょい英語話すトコが、っぽくておもしろい。

新入生歓迎会の合宿のダンスの時間にリージェンかジンリーのどっちを選ぶんか見てる人をドキドキさせてといての、そいつを選ぶんかってツッコミをいれてしまいそうになる展開がおもしろかった。

ドラマ中によく流れる曲「close to you」がむっちゃいい。流れるタイミングもドラマの雰囲気にもピッタリ合っている。ジンリーもシャオシーへの気持ちを自覚する瞬間に曲が流れるのも、恋心を表現するのに曲を流す手法が一見古そうだけど、音じゃなくて歌付きの曲ってトコがいいかもしれない。

バイバイが清楚系優等生に見えてたのにリージェンの気を引くために裏工作するし嘘つくしで嫌な女過ぎて怖かった。おバカな子と思ってたシャオチャオが、シャオシーをかばってる姿を見てむっちゃいいヤツに見えてきた。

リージェンとバイバイが付き合ってると勘違いしたシャオシーを慰めるために、ジンリーが特徴を言って似顔絵を描いてくれるトコに連れて行って、シャオシーが自分が思ってる自分と他人が思ってる自分の違いを気づかせるシーンはよかった。

ユービンの頼りない男ぶりとダメ男ぶりが、最後まで安定してて、おもしろかった。


最後に


「結婚なんてお断り」「アテンションLOVE」の制作会社は結構おもしろい。2019年11月から放送されたアリス・クー主演の「想見你」もおもしろそうなので、早く観たい。ユービン役のグレッグ・ハンのW主演(?)っぽいし、シャオシー役のジョアンヌ・ツァンも友情出演してるみたいなので楽しみ。


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