映画「イントゥ・ザ・ワイルド」荒野アラスカへの旅で青年はどんな人生を得たのか


クリステン・スチュワートが出ている作品だったので、ずーっと前から見たいと思っていた映画。やっと観ました。

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イントゥ・ザ・ワイルド Into the Wild


2008年9月に公開された。


キャスト


クリストファー・マッキャンドレス:裕福な家庭に生まれて成績優秀で大学を卒業した後、放浪の旅に出る。エミール・ハーシュ。

ビリー・マッキャンドレス:クリストファーの母親。マーシャ・ゲイ・ハーデン。

ウォルト・マッキャンドレス:クリストファーの父親。ウィリアム・ハート。

カリーン・マッキャンドレス:クリストファーの妹。ジェナ・マートン。

ジャン・パレス:クリストファーが旅の途中で出逢ったヒッピー。キャサリン・キーナー。

レイニー:クリストファーが旅の途中で出逢ったヒッピー。ブライアン・ディアガー。

ウェイン・ウェスタバーグ:クリストファーが働いた農場経営者。ヴィンス・ヴォーン。

トレイシー:旅の途中の町で出逢った歌を歌う子。クリステン・スチュワート。

ロン・フランツ:ソルトン・シティーで出会った老人。ハル・ホルブック。


あらすじ


クリストファーは裕福な家庭に生まれたが、放浪の旅に出てアラスカに行く。


見どころ


クリストファーの妹のカリーンがナレーションがいい。兄と話さずとも、兄のことを理解している感じ。

クリストファーが旅をしている映像に、カリーンがナレーションで少しずつ家の状況を明らかにしていく構成がいい感じ。

北カリフォルニアにいる時の森の中のシーンがとてつもなくきれい。川下りしてる岩々の映像がむちゃくちゃ壮大。

カリーンのナレーションで、クリストファーがいなくなってからの親の状況も説明されている構成がいい。どんな毒親でも、子に対する思いも失ってから変わっていく。


好きなシーン


クリストファーがレイニーとの会話で、「愛されることを恐れている人って、一人きりで何もない空間に自分を置きたくなる。避けて来た過去と向き合うのに必要な儀式だ。」って言葉がむちゃくちゃわかる。

クリストファーがピアノを弾いて、トレイシーがギターを弾いて舞台で歌っていたシーンがよかった。

クリストファーがロンに言った「新しい経験が心を豊かにする。」って言葉がいい。最初は山を登らなかったロンがクリストファーと接するうちに山に登ってみる過程がいい。

「人生の喜びって人とのつながりだけじゃない。新しい経験全てが喜び。モノの見方を変えてすべてを喜びと感じる。」ってクリストファーがロンに言った言葉が人間として失ってはいけない学ぶ姿勢な気がする。

最後にクリストファーが残した言葉「幸福が現実になるのはそれを誰かと分かち合った時だ/Happiness only real when shared」が、旅の途中で様々な優しい人たちと出会い、1人で生きて行く経験の中で実感したことで、ぬくぬくと生きてる自分には言葉の重さが計り知れない。

エンディングでの実際のクリストファーの写真がとても幸せそうな笑顔をしている気がして、自分の人生を全うしていたのかなって感じた。


最後に


あの大御所俳優ショーン・ペンの監督作品で、さらに実話を元にされているは知らなかった。

陳腐な言葉だけど、自分自身の人生をどう生きるか見直すべきと感じる作品だった。


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