北野唯我「天才を殺す凡人」組織の中で天才をどのようにして最大活かすのか


タイトルがおもしろそうで気になっていたのと、kindle版で安くなっていたので、購入して読みました。

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天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩むすべての人へ


著者:北野唯我

出版社:日経BP


概要


天才カリスマ女社長・アンナを支える広報・青野が、いかにして天才を活かすのかを犬・ハチ公に教えてもらう。


学び


人間が思い悩むもとになるのは自分の才能をコントロールしようとしたときっていうのがなるほどって思った。

天才、秀才、凡人の3種類のどれに自分があてはまるのか、分野によって天才にでも秀才にでも凡人にでもなれるってのを考えながら読めたのがおもしろい。

設定が会社ないの組織やったけど、形態が違うどの組織にも当てはまりそうな内容だと思った。むっちゃ勉強になった。

この本のように考えながら組織を動かそうとする人がもっと増えたら、組織はもっと発展するし、天才の才能を埋もれさせずに組織を成長させることができるんやろうなって思った。

凡人や秀才が天才をつぶすことがある例が書いていたけど、同じような光景を実際に見たことがあるので、何とも言えない気持ちになった。自分はせめて天才をつぶすような人間にはならないでおきたいって思った。


印象に残った内容


「嫌われる勇気」の同様の対話形式で、ストーリーが進んで行くような感じで本を一気に読めた。

青野の対話相手が人間じゃなくて犬ってのもおもしろかったし、しかも関西弁を話すって設定が笑ってしまった。内容は至って真面目なのに、ちょっと笑える要素を含んでいるのがいい。

凡人が天才をつぶす武器が「多数決」ってのが衝撃的やった。


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