映画「ギフテッド」素晴らしい才能をギフトされることは本当に幸せか?


生まれ持った才能。その才能を伸ばすためには、自分の努力も必要。そして、周りの人や環境に恵まれることも必要。それを認識させられる作品。

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ギフテッド Gifted


2017年11月に公開された。


キャスト


フランク・アドラー:船の修理工をしながら姪のメアリーを育てている。元大学准教授。クリス・エヴァンス。

メアリー・アドラー:フランクの姪。ギフテッドで数学の天才。マッケイナ・グレイス。

フレッド:メアリーの飼い猫。

イブリン・アドラー:フランクの母親、メアリーの祖母。元数学者。リンゼイ・ダンカン。

ボニー・スティーヴンソン:メアリーの担任の先生。ジェニー・スレイト。

ロバータ・テイラー:メアリーとフランクの隣人。オクタヴィア・スペンサー。


あらすじ


フランクはギフテッドの姪・メアリーを一人で育てている。


見どころ


フランク役はあのアベンジャーズシリーズのキャプテン・アメリカのクリス・エヴァンス。

ファンタスティック・フォーなど、スーパーヒーローの役のイメージが強かったから、こんなドラマティックな映画の普通の優しく男の役を演じられていた。

メアリー役のマッケイナ・グレイスを見たとき、これぞ天才子役やなって思った。今後の活躍が楽しみです。

メアリーの担任のボニー、フランクとメアリーのお隣さんロバータ。二人の存在が、この映画では、よりいっそう、周りの環境って大事なんだなって思わせてくれる。

フランクの母親、メアリーの祖母のイブリンは自分か叶えられなかった夢を娘に託し、さらに孫に託そうとする。誰のために、学問をするのか。自分のためなのか。世の中の人のためなのか。


好きなシーン


ダイアンがメアリーに“普通の生活”をさせたくて、それをフランクに託した時の気持ち

才能を持っていることは本当に幸せなのか。人と違っていても、それを認めてくれる環境が必要だと実感させられた。

メアリーとフレッドの関係を見ていると、猫を飼いたくなってくる。メアリー、フランクとフレッドの2人と1匹のような、心穏やかな暮らしをしてみたい。


最後に


監督は「(500)日のサマー」「アメージング・スパイダーマン」の監督のマーク・ウェブだそうで、繊細な人間関係の描写がすごい。

実は、この映画を初めて見たのはアメリカに行ったときの飛行機の中。観ようと思ってチェックしていた作品だから、ラッキーだった。座席で観ながら号泣してた。飛行機の中は暗かったから、周りの人にバレなくてよかった。


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