映画「Mr.インクレディブル」スーパーパワーを持ったインクレディブルなファミリー
ディズニーのアニメ映画「シュガー・ラッシュ」を観て、やっぱりディズニー映画も結構おもしろいなって思ったので、また何かディズニー映画を観てみようと思って悩んでいたら、以前に観たことがある気がする作品をチョイス。
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Mr.インクレディブル The Incredibles
2004年12月に公開された。
キャスト
Mr.インクレディブル/ロバート・パー:強靭な肉体と力を持つスーパーヒーロー。引退後は保険会社で働いている。
イラスティガール/ヘレン・パー:ゴムみたいな伸縮自在の肉体を持つスーパーヒーロー。ロバートの妻。
バイオレット:ロバートとヘレンの長女。透明になったりバリアをはる能力を持つ。
ダッシュ:ロバートとヘレンの長男。高速で走ることができる。
ジャック=ジャック:ロバートとヘレンの次男。様々な能力を持つ。
フロゾン/ルシアス・ベスト:Mr.インクレディブルの旧友。空気中の水分を氷らせる能力を持つ。
エドナ・モード:有名デザイナー。スーパーヒーローの特殊な服を制作することができる。
シンドローム/バディ・パイン:Mr.インクレディブルのファン。発明した兵器を使ってスーパーヒーローになろうとする。
あらすじ
スーパーヒーローを引退したMr.インクレディブル、イラスティガールとその3人の子供は、謎のスーパーヒーロー失踪事件に巻き込まれる。
見どころ
スーパーヒーローの活動によって被害を受けたことで訴えられて、政府が莫大な補償額を払わないといけないって設定が、アベンジャーズにも近いことがあった。ヒーロー特有の問題のようで、ヒーローが救う方をクローズアップしがちだけど、実際にはこういう問題も生じるなって思う。
ロバートがスーパーヒーローを辞めて保険会社で働いている時の目が死んでて、合わない仕事をしてる人間の目を表現している。
最近の映画はだいたいどのシーンもBGMがついてるけど、BGMがないシーンも結構多くて、意図的なのか、15年以上前だからなのかわからないけど、そらはそれで新しい感覚だった。
伸縮自在の体の能力を持ったイラスティガールが、伸びることでパラシュートみたいにできたり、透明になる能力を持つヴァイオレットがバリアをはったり、持った能力を応用できるって設定もおもしろい。
好きなシーン
兄弟げんかが普通じゃなくて、スーパーパワーを使うところが、もう手の付けられないくらいのハチャメチャな状況になってる。でも、親からしたら、スーパーパワーじゃなくても、兄弟げんかを抑えるのはむちゃくちゃ大変なのかもしれない。
ロバートが普通の生活に溶け込めず、部屋の机の前の壁一面に過去の記事を飾ってるところが、過去のヒーロー活動を忘れられずにいる気持ちが伝わってくる。
バリバリ現役でヒーロー活動してた時よりかなり太ってしまったから、久しぶりに敵と戦う時に息切れしたり、腰が痛くなったりしてたのが、運動をしなくなってから時間がたった状況とかなり似ていてリアルだった。トレーニングして体を鍛えなおしてる姿も、電車持ち上げたり、列車引っ張ったりはしないけど、リアルな感じでよかった。
エドナにスーパーヒーローのスーツを制作してもらう時に、マントはつけない理由がおもしろかった。
知能の発育にモーツァルトがいいからって聴かせたら、ジャック=ジャックのスーパーパワーが覚醒するって設定も笑ってしまった。
最後に
アニメだけど、スーパーヒーローもので、大人向けのストーリーな気がした。けど、ちゃんと子供たちが活躍するのも忘れず、善悪がきっちり表現されてるのも、ディズニーやなって思った。
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